恐るべき韓国映画のアイデアの豊富さ『殺人者の記憶法』 | ブラジリィー・アン・山田の活動日記『もう少しだけマシな理由』

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脚本家、演出家であるブラジリィー・アン・山田の活動日記です。主に、カレーや映画や変なグルメや宣伝のことを書いております。

 

殺人者の記憶法(字幕版)

『殺人者の記憶法』見る。

 

連続殺人鬼がアルツハイマーになってしまったが、

愛する娘のために新たな連続殺人鬼を止める!

 

なんだそりゃ!?という設定ですが、

これを成立させてしまう韓国映画の底力!

 

記憶を信じるな。

アルツハイマーでなくとも、そう思うことは多々あります。

人は記憶を自分のいいように上書きしていきます。

同時に、上書きしようとしても忘れられない鮮明な記憶もある。

そんな矛盾する人間の業を感じました。